♬ ~初めての言葉~ ♬   テープ起こしで出会う言葉たち

テープ起こしの仕事をしていると、さまざまな言葉に出会います。知らない言葉、聞き取れない言葉、聞き間違った言葉。印象に残る言葉を折々集めてみたブログです。

【プロボノ(pro bono)】

専門家がスキル・知識を活かして社会貢献する活動のことを、プロボノ活動といいます。
そういう活動をしている専門家をプロボノと呼ぶこともあるようですが、使い方はボランティアと似たような感じでしょうか。「ボランティア活動」、「ボランティア団体」といった雰囲気と同じように、「プロボノ活動」、「プロボノ団体」。

ボランティアをする人をボランティアと呼ぶこともありますけれど、基本は活動そのものを指す抽象名詞と捉えられるのが自然なようです。

wikiによれば、語源はラテン語で「公共善のために」を意味するpro bono publicoの略、とあります。一般のボランティアとの違いは、専門家がその「職能」を活かした活動であること。専門性が非常に高いことが特徴です。

アメリカの弁護士会、欧米系企業などでは、ある一定の時間をプロボノ活動に費やすことを承認あるいは推奨しているところがあるようで、たまたまあるインタビューの中でこの言葉が出てきたのでネットで調べてみました。

その際に見つけたこちらの記事が参考になります。
「日経Bizアカデミー」

知らない言葉は聞こえません。この単語、知らなかった場合、意外と聞き取りづらそうです。「プ・ロ・ボ・ノ」と区切って発音したりしませんし、滑舌の悪い方だったらきちんと発音できそうもないですし。